科学プレゼンと比較して ・
菅原 政行 合同会社 Team IshiHara 代表・エンジニア
プレゼンの目的を確認しよう
ストーリーを組み立てよう
時間をコントロールしよう
科学プレゼンと事業プレゼンの違いを理解する
オーディエンスの姿勢を認識する
最終目的を宣言する
投資家に …… 出資をしてもらうため
見込み客に …… お金を払って商品を買ってもらうため
技術のある人に …… 仲間になってもらうため
投資家は、あなたのアイデアを買うのではありません。 あなたが作る会社に投資するのです。
あなたが作る会社がそのアイデアを実行し、収益を上げて リターンを産むことを投資家は期待しています。
すでに誰かがやって失敗しているかもしれない
そのアイデアは誰にも売れないかもしれない
既存の仕組みで問題が解決できるかもしれない
事業プレゼンに必要なメッセージは、
事業を立ち上げられる
顧客がついて売上を出せる
事業を成長させられる
できる・売れる・続く をうまく伝えましょう
伝えるべき内容を整理する
自信を持って熱意を伝える
聴衆が欲しいものを想像する
まずはアジェンダありき
1スライド1メッセージの原則
マジックナンバー: 3
プレゼンテーションは、情報のプレゼントです。
あなたには、聴衆が情報の海に溺れてしまわないよう 水先案内人としての責任があります。
今どこにいるのか、次にどこに行くのかを 常に示しておきましょう。
レベリングも効果的です。 ↓
聴衆はあなたに興味がありません。 あなたの話も聞いていません。
でも、、、 気づいてもらえる方法が一つあります
人間は動くものに目が行きます。 一つのスライドに留まらせないようにしましょう。 ・ スライドの密度にもよりますが、目安は 30秒以内 これ以上時間がかかるスライドを作ってはいけません。
30秒以内
30秒で伝えきれないスライドは 分割するか、情報の流れを再検討しましょう
情報の流れが見えにくくなる
ネットワーク越しだとカクつくことがある
作るのが大変(これ大事!)
人間が直感的に数えられる数は 3 か 4 までです。
いかにあなたのアイデアが素晴らしいものでも、 たくさん利点を挙げると聴衆は混乱します。 逆に2つでは少なく感じてしまいます。
さて、これまでのスライドを 手元で振り返ってみてください。
スライドを梃子(てこ)として使う
オープンスタンスの原則
視線と姿勢の使い分け
聴衆はスライドを見に来たわけではありません。 スライドをそのまま読まないでください。
原稿を用意するのもおすすめしません。 ・ スライドの役割は、あなたのプレゼンを補助し、 効果を増幅することです。
あくまでも、あなたが主役です。
まずは、あなたがコミュニケーションを 取ろうとする姿勢を示してください。
原則、視線は聴衆に向け、 まっすぐ立って背筋を伸ばします。
緊張すると動いてしまうタイプの人は、 あえて堂々と動くのも手です。
たまにこの姿勢を崩すことで、より効果的に ストーリーを伝えるテクニックもあります。
姿勢の使い方は能楽師が参考になります。
あなたに1億円を任せたい!と判断してもらうために どんな情報が必要でしょうか?
キーワードは できる・売れる・続く でした
スピード感を意識する
改善のために計測する
Lightning Talk のススメ
内容はどんな長さのプレゼンでも変わりません。 スライド1枚あたりの秒数で全体の長さが決まります。
昔作ったウェブサービスのプレゼンをしてみます。 スライドは6枚+表紙、同じものを使います。
情報がどう変わるかに注目してください
推測するな、計測せよ という言葉があります
時間は比較的簡単に計測できます。 自分のクセを掴んで、プレゼン時間を 調整できるスキルを身につけましょう。
色々話しましたが、これらのテクニックは 一朝一夕には身につきません。
ライトニングトーク(LT)という、ある話題で 3〜15分間(5分が標準)プレゼンする形式があります。
たくさん数をこなせるので、おすすめです
プレゼンの目的はなんですか?
主役は誰ですか? アピールすべきものはなんですか?
聴衆に興味を持ってもらうために、 どんな工夫をしますか?
スライド修正の時間が必要ですか?
レギュレーションはひろぎんビジコンに準じますが 今回は質問時間はスキップします
ビジコン以外のスライドでプレゼンしても良いです
アイデアの内容に関するフィードバックはしません 熱意が伝わるか、応援したくなるかに注目してください